◇--国内と海外を結んだ活動をしたい--------◇
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ホテルスタッフと私
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英語の勉強を目指す方々の参考になればと、私が体験した3ヶ月間の研修レポートを書いてみました。
定年後は活動を海外に広げることを求めていた私は短期間で英語力を伸ばしたいと滞在型の英語研修
を探していました。定番ともいえるアメリカ、カナダ、イギリスの研修校をインターネットで探し案内を
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取り寄せたりしましたが、会話経験の浅い自分のレベルから始めて確実に伸ばせる教育が受けられるのか疑問を持っていました。
そんな折、マレーシアのJICAで働いていた経験を持つ姉がRWT(旧STRG)を勧めてくれたのです。そこは日本人の方が
スリランカで奥さんと一緒に経営している英会話学校で、教え方が親切だと言うことでした。 米語との違いは問題ないかとの
質問に姉の答えは「これからはアジアの時代と言われるいま、インターナショナル英語で十分役に立つから心配ない」と明快な
ものでした。
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◇--私がRWT校を選んだ理由-------------◇
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それは三つだったと思います。
■マンツーマン教育だから自分のレベルに合わせた授業ができること
■ホームステイより、ホテル滞在の方が勉強に集中できること
■費用は意外に安く、私の予算内で実現できること
ここに決めたのが出発の2週間前でした、さっそく申し込み、念願のスリランカを目指すことになりました。
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スリランカ航空の旅、かっこいい先生、椰子の葉陰の楽しい授業など勝手に想像
している内にスリランカに到着しました。最初の授業の朝、担任のJ先生(男性)を紹介され、学校担当者、
私でミーティングがありました。 それぞれの自己紹介のあと、学校から学習の進め方の提案を受け
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J先生(写真左)
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ました。(通常、男性の受講者には男性教師、女性受講者には女性教師がつき ます)
<会話の練習>
授業は全て英語で行なうこと
毎日、挨拶とトーク、話題は今日の新聞などから
<語彙の習得のために>
会話や読書で出てきた、自分が知らなかった単語を短文と合わ
せノートに書き取ること。 これをホームワークで繰り返し自習し覚え ること
ケンブリッジのボキャブラリーテキストを併用すること
<英文法はテキストブックで進めること>
レベルに合わせたケンブリッジの文法解説・問題集に取組むこと
自習してきて先生と一緒に理解度を点検します。
<英作文>
毎日、英文日記をつけ、翌日、先生に添削をしてもらいます。
<読解力の養成>
小さな物語と問題がセットのパッセージを使った学習で、声を出し て読み、先生の質問に答えます。
課題は色々あるなと思いましたが、楽しそうだし頑張って付いて行こうということで了解しました。そして勉強の毎日が始まった のです。
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以上は私の授業なので他の方はまた違った予定が組まれていました。例えば英文法は好きではないので、とりあえず会話だ
けで進めてもらっているなどです。
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◇--先生と一緒にテキスト選び-------------◇
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日本だと決められたテキストが支給されますが、ここは少し違います。方針が決まると、先生と連れ立って
ニゴンボの町へテキストブックを買に出かけます。書店で先生は本を手に取り受講生と相談しながら
決めていきます。本代は受講生の負担ですが、物価の低い国1冊200~300円程度でした。
他の受講生でハリーポッターなど好きな副読本や、オックスフォードの英英辞典を買ってきた方もいました。
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◇--生活のパターン----------------------◇
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<起床>7:00 自分で決めた時間です。洗顔の後、バルコニー兼通
路でインド洋を眺め深呼吸。隣の受講生は6:00起床でビーチのジョ
ギングをやっていました。
<朝食>7:30 ホテルのモーニングセットで済ませたり、近所のホテ ルでパンを買ってきたり色々です
<授業開始>9:00
新聞を読みながら先生とトーキング
○午前のティータイム○10:30 10分休憩、ホテルの紅茶サービス
日記の添削など
<昼食タイム>1時間の休憩 自分の部屋でお弁当を食べる。自炊 も可能だが1時間だと慌しい
午後は文法など
○午後のティータイム○14:30 10分休憩、ホテルの紅茶サービス
読解練習など
<授業終了>16:00
<アフターレッスン>食材の買出し、自炊・食事、シャワー・洗濯、ホ ームワークとつづきます
<就寝>0:00 一日の終わりです、蚊帳を下ろしたベットへ
私の場合はこのようなスタイルでやってきましたが、研修生ごとに余暇の過ごし方は異なり、特に
授業がない土日はキャンディーなど各地の旅行をする方も多く土産話をたくさん聞きました。授業を中断して
モルディブやインドなどへ足を伸ばす方もいるそうです。週末は自炊で作った料理で
英会話パーティーなどを開き、地元の青年を交えた交流を楽しんでおりました。
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◇--私の課外授業-----------------------◇
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私は職業がIT関係なので先生にお願いしコンピュータの本を副読本にして読み進めていました。そして
課外授業では、ニゴンボやコロンボにあるコンピュータショップの調査に出かけ、「中古コンピュータのマーケット」について調べる課題を
設定しました。ショップを訪問しどのように話を切り出せばいいのか、失礼のない質問の仕方など、学ばせてもらいました。
十分な会話はできませんが、ビジネスのコミュニケーションを始める度胸のようなものを経験で掴むことができました。
ここまで付き合ってくれる先生は他にはいないのではないでしょうか。これは大変良い勉強になりました。
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◇--安全な研修のために------------------◇
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外国はいずれの国にせよ100%の安全確保は難しいですが、スリランカはLTTEというテロ組織が北部を中心に活動
し今も内戦の危機が指摘されている国です。私が滞在した期間でも外出禁止令が一度でました、大統領選挙の投票直後
でした。市民生活は極めて穏やかで平穏なのですが注意は必要です。北部や東部の危険地域には近づかないこと、旅行を
計画する場合はRWTに安全情報を確かめること。コロンボなどの都市部でも軍関係の建物には近づかないよう注意したほうが
よいと言われています。
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